勇気をくれる音楽・歌詞~日本のバンド篇~
いつも拝読ありがとうございます。
どうも、僕の三大欲求は食欲の代わりに音楽欲になれば良いなと食欲に悩む傍観梟(ぼうかんふくろう)です。
目次
- ◆まえがき
- ◆ エレファントカシマシ『今宵の月のように』作詞:宮本浩次
- ◆WANIMA『やってみよう』作詞:篠原誠
- ◆きのこ帝国『桜が咲く前に』作詞:佐藤千亜妃
- ◆ゲスの極み乙女『私以外私じゃないの』作詞:川谷絵音
- ◆ザ・クロマニヨンズ『突撃ロック』作詞:甲本ヒロト
- ◆ドレスコーズ『トートロジー』作詞:志磨遼平
- ◆THE BLUE HEARTS『人にやさしく』作詞:甲本ヒロト
- ◆ELLEGARDEN『高架線』作詞:細美武士
- ◆BUMP OF CHICKEN『Aurora』作詞:藤原基央
- ◆Galileo Galilei『日曜』作詞:尾崎雄貴
- ◆MONKEY MAJIK『虹色の魚』作詞:Maynard・Blaise・tax
- ◆Mr.Children『花-Memento-Mori-』作詞:桜井和寿
- ◆ONE OK ROCK『We are』作詞:Taka
- ◆the pillows『ハイブリッド・レインボウ』作詞:山中さわお
- ◆plenty『幼き光』作詞:江沼郁弥
- ◆RADWIMPS『正解(18FES ver.)』作詞:野田洋次郎
- ◆RCサクセション『I LIKE YOU』作詞:忌野清志郎
- ◆LAMP IN TERREN『BABY STEP』作詞:松本大
- ◆SEKAI NO OWARI『Fight Music』作詞:fukase
- ◆SUPER BEAVER『らしさ』作詞:柳沢亮太
- ◆SPYAIR『LIAR』作詞:MOMIKEN
- ◆SUPER BUTTER DOG『サヨナラCOLOR』作詞:永積タカシ
- ◆supercell『僕らのあしあと』作詞:ryo(supercell)
- ◆安全地帯『悲しみさよなら』作詞:松井五郎
- ◆雨のパレード『BORDERLESS』作詞:福永浩平
- ◆サカナクション『アルクアラウンド』作詞:山口一郎
- ◆amazarashi『奇跡』作詞:秋田ひろむ
- ◆ASIAN KUNG-FU GENERATION『マーチングバンド』作詞:後藤正文
- ◆MONOEYES『Get Up』作詞:細美武士
- ◆あとがき
◆まえがき
皆さんは、音楽を聴くときにどんなことを意識して聴いたりしていますか?
最近流行っているから? 好きなあの人が聴いているから?
ボーカルや、メンバーがカッコいいから?
それとも、とにかくメロディーがノリが気持ち良いから?
それとも、過去の思い出の曲だから?
モチベーションを上げられるから?
きっと、人には様々な音楽の聴き方、価値観があり、それぞれ違った思い入れで音楽を聴くと思います。
今回は、音楽の”歌詞”の部分について注目し、その歌詞の勇気の出る音楽について特集していきます。
たとえば、こんな事を聴いたことありませんか?
スポーツ選手が、試合前に聴くと「勇気が出る。」や「初心に戻れる。」
きっと、曲のメロディーとかもありますが、そのメロディーにも、言葉を知っている限り、無自覚に意識している言葉の意味というものがあると思います。
元気が出るメロディーなんだけど、歌詞をよく考えてみたら「良い歌詞じゃん!」ということ。
その、勇気の出る音楽を、今回、紹介する音楽の中から見つけてもらえると嬉しいです。
それでは、早速紹介していきたいと思います。
今回は、バンド篇で、ソロシンガーや、グループのアーティストは別で書きます。
どうか、最後までのお付き合いよろしくお願いします。
※それぞれの紹介文の以下のiTunesのリンクから購入もできるので、気になったらすぐにダウンロードしてみてください…!
◆ エレファントカシマシ『今宵の月のように』作詞:宮本浩次
”~♪ 俺もまた、輝くだろう 今宵の月のように”
この生きていく先に見える希望をかすかに、だけど確かにあると信じて進んでいく感じが染みるように伝わってくる。
長きにわたり日本語ロックの繊細さを歌ってきたレジェンドをもっとも有名にさせた代表曲です。
ボーカルの宮本浩次さんは芥川龍之介を始め、小説を読んでおり、かなりの読書家という事もあり、詩的表現含め、端的な言葉選びが巧みで、『今宵の月のように』以外に素敵な歌詞があるので、テレビ出演している時とか歌詞に注目して聴いてみると新しい発見があると思います。是非に!
◆WANIMA『やってみよう』作詞:篠原誠
”~♪ 誰でも最初は初心者なんだから”
auのテーマソングに起用された楽曲で知らない人はいないでしょう。
タイトル通り、挑戦することを全く否定しない全力で受け入れてくれる楽曲です。
歌詞のまま、メッセージが凝縮されています。
これから、新しいことを始める人、就職しかり転職を考えている人はこれを聴けば怖がっている感情はあっという間に吹っ飛ばせます。
WANIMAの楽曲メッセージの強い言葉が多いので他の楽曲を聴いてみると彼らの笑顔の正体がわかるはず…!
何が何でも、やってみよう!
◆きのこ帝国『桜が咲く前に』作詞:佐藤千亜妃
”~♪ 桜が咲く前にここを出ていく事にしたよ”
きっと、誰にでも悲しい思い出で息詰まることがあると思う。
それを、この歌詞はそれをどうにか振り払って歩き出そうとしていることを表現している。
物語調な世界観で抜粋した部分では伝わらないと思うが、区切りをつけるため、自分がやっぱりやめようと振り返らないために ”桜が咲く前に” と、期限を決めることによって、踏み出さざる負えなくしていて、言葉の順番がとても巧みで心情を表現していて、きのこ帝国の代表曲と言っていいでしょう。
バンドは2019年5月27日に、ベースの家業を継ぐという理由により脱退をし、活動休止をしていて、ほかのメンバーはそれぞれ別々に活動し、ボーカルの佐藤千亜妃さんはソロで新しいジャンルに挑戦し、積極的な活動を続けています。
◆ゲスの極み乙女『私以外私じゃないの』作詞:川谷絵音
”~♪ 私以外私じゃないの 誰も替われないわ
今日を取り出して逃げないようにして
明日に投げ込んで目を開けたんだ”
複雑な表現なので結構長めに歌詞を抜粋させていただきました。
”誰も替われないわ”というフレーズには、
誰にも自分の代わりはできない、自分にしかできないことがある。
序盤に逃げようとしている主人公が、どうにか前を向こうとしている口実を表しているのが、川谷絵音さんの世界観と表現には驚かされます。視点が独特です。
結構捉え方が様々あると思いますが、歌の最後に続けようとする前向きな気持ちが見えて最後まで聴いてこそ心情が簡潔になっていて、自分を切り替えることができて勇気や、自信を持つきっかけになるはずです。
◆ザ・クロマニヨンズ『突撃ロック』作詞:甲本ヒロト
”~♪ おおい 呼んでいる
おおい 行ってみよ
今やれそうなんだ”
こういう事ありませんか? ”今やれそうなんだ”
迷いから進むための足を歩みださせようとしているのが、
”呼んでいる、行ってみよ”
と、誘われている気がして戸惑いもあるけど期待に勇気がもらえるカッコいいロックです。
バンドは誰もが知る、ザ・ブルーハーツのボーカル、甲本ヒロトさんとギターのマーシーこと真島昌利さんを中心に結成されたパンクロックバンドです。
これまでにも、世に哲学的な歌詞や繊細だけど自信をくれるまっすぐな歌詞の音楽を発信してきた、日本の音楽シーンを支える方たちです。クロマニヨンズ、ブルーハーツを経て現在に至りますが、それぞれで出してきた曲も名曲ばかりなので、個人的に掘り下げて聴いてみて欲しいです…!
(なんと、ザ・クロマニヨンズさんは配信をしていなかったので、これをきっかけにCDを買ってもらえると…!(懇願))
◆ドレスコーズ『トートロジー』作詞:志磨遼平
ドレスコーズ「トートロジー」 from SWEET HAPPENING 〜the dresscodes 2015 “Don’t Trust Ryohei Shima”JAPAN TOUR〜
”~♪ 男だろ泣くな キミはキミだ”
ロックですね。ゴリゴリに激しく男くさい乱れ方ではっきりと断言してくれる
”キミはキミだ”というフレーズには迷いを払ってくれるような魂がこもっているのを感じます。
バンドは2011年まで活動していた毛皮のマリーズの元ボーカル、志磨遼平さんが組んだバンドです。4人組で活動していたのですが、現在は3人の脱退により、志磨さんのソロ活動になっています。
それでも、活動は頻繁にしており志磨さんの音楽はまだまだ止まらないです。
◆THE BLUE HEARTS『人にやさしく』作詞:甲本ヒロト
【歌詞付き】人にやさしく | THE BLUE HEARTS
”~♪ がんばれ”
その前にもメッセージのある言葉あるけどもう、この言葉だけで十分だと思う。
この世の応援ソングの代表曲ではないかと思うくらいにシンプルでダイレクトに背中を押してくれるのは、甲本ヒロトさんのまっすぐで純粋な人柄が全力に出てきています。
試験とか、面接、人と対人するような時の前に聴けば、勇気をもって自信をよく話したりすることができること間違いないです。
がんばれ!
◆ELLEGARDEN『高架線』作詞:細美武士
”~♪ 思うよりあなたはずっと強いからね”
自分の力を過小評価しているだけで、本当は、まだ秘めている力があるから大丈夫とささやいてくれていて、怯えていないで、未来に向かっていこうぜ! て言っているみたいで暗い所から明るい場所に連れ出してくれそうな優しく無理やりじゃない安心する楽曲です。
バンドは2008年から活動を一時休止し、2018年からは再始動が発表され、根強いファンが多いためライブを開催した際には即ソールドアウトするほどの人気です。
英語詞がメインですが、楽曲どれも強い思いが込められており、ボーカルの細美さんの少年的でまっすぐな声で歌いあげられると歌詞に説得力を感じさせられます。
◆BUMP OF CHICKEN『Aurora』作詞:藤原基央
”~♪ もうきっと、多分、大丈夫”
全文紹介したいほど素敵な歌詞なので、歌い出しをピックアップさせていただきました!
一歩一歩踏み出していく慎重な思いを感じますが、”大丈夫”という言葉が来ることによってこれほど強い勇気と安心をもらえるとはさすがボーカル、作詞家の藤原基央さんです。
特に
”~♪ ああ、なぜ、どうして、と繰り返して
それでも続けてきただろう”
という歌詞には諦めなかった自分を許してくれるようなメッセージが凝縮されています。(あ、ついもう一つ歌詞紹介をしてしまった…!?)
常に新しい挑戦をし続け、哲学的だったり、物事の真理、そして勇気を与えてくれる歌詞においては特に群を抜いているロックバンドです。
この楽曲を聴けば、迷っているその正体とそれに対しての立ち向かい方を教えてくれるはずです…!
◆Galileo Galilei『日曜』作詞:尾崎雄貴
”~♪ 肩の荷を下ろして寄りかかれよ”
生き急いでいることが気付いたらある人には是非、この曲で一休みして欲しい。
いや、この曲をきっかけに自分の生き方を考え直してみて欲しい。
生真面目すぎて、見失っていることはありませんか?
自分を追い込んで大切な事を見失うようならそんな勇気はいらない。
ほら、そっと、椅子にでも座って呼吸していることに気付いていごらん。
呼吸が荒くなっていたこと。抱え込まないでくれ。
そんなことを言ってくれているようで、強気でいることをやめる勇気をくれるはずです。そんな、勇気も案外、大切だと思いますよ。
◆MONKEY MAJIK『虹色の魚』作詞:Maynard・Blaise・ tax
”~♪ 君にあって 僕にあって
逃がさないで my only chance”
みんな違ってみんな良いという金子みすゞさんの名言もあるように、
違うというそれぞれの個性を生かして、”my only chance” 自分だけのチャンスを逃さないでと歌っていて、自信をつけてくれます。
まず、逃げようとしてないで、それは”個性”だから!
◆Mr.Children『花-Memento-Mori-』作詞:桜井和寿
Mr.Children「花 -Mémento-Mori-」from Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸
”~♪ 負けないように 枯れないように
笑って咲く花になろう”
少し暗い始まりですが、徐々にメロディーが明るくなっていくのが、人の葛藤を表現しており、ちょっと立ち止まって考えさせる曲です。
しかし、サビの歌詞の印象は明るい未来を望んでいる主人公を見せてくれます。
ちょっとずつ、ちょっとずつ葛藤しながら、足の踏み込み方を教えてくれます。
笑って咲く花になろう。
◆ONE OK ROCK『We are』作詞:Taka
ONE OK ROCK - We are [Official Video from AMBITIONS JAPAN DOME TOUR]
”~♪ 自分を誤魔化し生きることに意味はあるか”
核心を突かれて醜くなっていた自分を自覚させられる名曲。
『18祭』というNHKの番組企画で曲が作られ、葛藤している若者たちへ向けたメッセージ性が全開のONE OK ROCKの本質がみられる楽曲で。
誤魔化し生きることはただの逃げだと、だから、歩みだせと言わんばかりのこの言葉にはうずくまっている心が揺さぶられることは間違いない。
歩みだすなら今だ! 自分に勝つために!
◆the pillows『ハイブリッド・レインボウ』作詞:山中さわお
”~♪ 選ばれなかった僕らでも明日を持ってる”
あきらめかけようとしているそんなとき、この曲を聴けば気付かせてくれるはずです。
明日もある。だから、まだ続けようぜ。
明日を持ってるんだから。
◆plenty『幼き光』作詞:江沼郁弥
”殻に閉じこもるよりもほろり涙を流すのさ”
勇気をもらえる音楽としては意外な選曲かもしれません。
涙を流すと言っていますが。歌詞の中には、強さは弱さで出来ていると歌っていて、弱い部分を受け入れ、しかし、何もしないより、涙を流してでも立ち向かうという事を歌っている。
閉じ籠ってないで、その殻を破ってごらん。
バンドは、解散し、ボーカルはソロでパンク調だった音楽性とはまるで変って、メロウな曲調の楽曲を発信し、活動を続けていてその個性を認められ現在も人気があります。
◆RADWIMPS『正解(18FES ver.)』作詞:野田洋次郎
【18祭】「正解」RADWIMPSと1000人の18歳、感動の歌声
”~♪ 何一つ見えない 僕らの未来だから
答えがすでにある問いなんかに用などは無い”
自分で答えを切り開く。だから、すでにある答えには用は無い、と。
なんともカッコいいまっすぐな姿勢を見せる歌詞。
新しいことを始める時は、それに合った新しい答えがあるということ。
自分で、性かいと思ったこと。それが答えだと教えて安心させてくれる。
挑戦することに恐れを忘れさせてくれるはずだ。立ち向かう勇気をくれるはずだ。
ONE OK ROCKの『We are』同様に18祭の企画で作られた楽曲です。
迷いを取っ払ってくれる力を持っています。
◆RCサクセション『I LIKE YOU』作詞:忌野清志郎
”なんにもかざらなくていいさ
さあ嬉しくさせて HA HA HA HA HA
ほらいつもの調子で HA HA HA HA HA”
素敵な歌詞です。素直でいればいい。そのままで素敵さ、と。
背伸びしている事とかありませんか? ちょっと疲れちゃうじゃん。かざらなくてもいいよ。そのままのキミで良いから。それが素敵だから。
女性とかは特に背伸びすることを辞める勇気をもらえるんじゃないでしょうか?
背伸びなんかしてたら顔も強張っちゃうよ。楽にしている素顔が素敵なんだから。
◆LAMP IN TERREN『BABY STEP』作詞:松本大
LAMP IN TERREN「BABY STEP」Music Video -4th Album「The Naked Blues」2018.12.5 Release-
”~♪ 僕が僕を好きになった瞬間から
世界は全ては変わっていくのだから”
意外と、大人でも知っていないことだと思う。
自分自身が、自分を好きになれば、世界の見え方が簡単に変わるという事を。
自分が嫌いだと思っている人が降りかかること全てを嫌がるように、その反対があるのだから、だったら、自分の嫌いなところばっか見つけないで、好きなところを見つけて、少しずつ世界を好きになっていけるんじゃないかな?
◆SEKAI NO OWARI『Fight Music』作詞:fukase
”僕らが今すぐ欲しいのは「ソレ」から逃げる「理由」なんかじゃなくて
僕らが今すぐ「ソレ」と戦う「勇気」が欲しいんだ”
まるで少年漫画の主人公の葛藤のような歌詞!
彼らの気持ちを代弁をしているようで共感がしやすくてはっきりと「勇気」が欲しいんだと歌っているのが心の答えを提示してもらったみたいで、勢いで「勇気」を授かりそうな楽曲で、まるで、その楽曲の続きがリスナーのこれからにあるようで、物語の主人公になれそうじゃないですか?
◆SUPER BEAVER『らしさ』作詞:柳沢亮太
”だから僕は僕らしく そして君は君らしくって
始めから探すような ものではないんだと思うんだ”
素直に生きることによって生まれ自分らしさというものがある。
ここまで紹介してきた楽曲たちの中に合ったように、
”自分”という哲学が、”自分”を改めて考えさせてくれる。
そして、あり方をきっと見つけられたら、それが、”自分らしさ”なんだと思う。
◆SPYAIR『LIAR』作詞:MOMIKEN
”どんくらい辛くて歯食いしばって
生きていくのはおまえ自身なんだよ”
くよくよしてないで、自分で突き進んでいけ! と背中を押してくれる強い思いが詰め込まれた歌詞。『LIAR』を聴き終わったとき、もう迷いは消えているとこの曲の存在価値を生み、きっと、新しい自分が芽を出してすくすくと育ち始めているはずだ。
◆SUPER BUTTER DOG『サヨナラCOLOR』作詞:永積タカシ
”さよならから 始まることが沢山あるんだよ”
逃げることをしないで、”さよなら”することを受け入れることによって、出会える新しいことがあるという事が詰め込められた普及の名曲。
きっとこの曲に助けられた人もたくさんいるのではないでしょうか?
決断できずに、ずっと固執して離れることができないこと。友達との出会いをしたことによって、さよならすること、したことに後ろ髪を引かれて前に進めない人。
それを受け入れることによって新しいことが始まることを、この楽曲が教えてくれるはず。
だけど、それでも忘れられないとき、思い出したくなった時、この曲を聴けばいい。
”その思いを、僕に見せて”
◆supercell『僕らのあしあと』作詞:ryo(supercell)
”傷つけられることに慣れた僕らは知っている
優しさとか想いだけじゃ生きていけないことを
だけど自分らしくありたいと思うんだ
いつだって僕ら歩いていく”
しくじることは誰でもある。ひょんなことで心が折れそうなこともある。
それでも、それだから、自分らしくありたいと思う。正直に生きて、正直に感じて、偽ることの内容に。そういう思いが詰まった歌詞です。
そして、この曲を聴けば、傷付けられたことも信じて立ち止まっていたところから歩き出させてくれるはずだ。
◆安全地帯『悲しみさよなら』作詞:松井五郎
”泣かないで一人で 微笑んで見つめて
あなたのそばにいるから”
ストレートな歌詞で、”あなたのそばにいるから”、と安心させてくれる。
微笑むことで、気持ちが変わるという事を、この曲は教えてくれる。
きっと、この曲は知っている。あなたが泣いていたこと。
だから、この曲は、あなたが聴いたときからずっと、あなたのそばにいる。
◆雨のパレード『BORDERLESS』作詞:福永浩平
雨のパレード - BORDERLESS (Official Music Video)
”~♪ 顔を上げて 明るい未来へ
ほら、辿り着けそうだ どこまでも越えていけ”
率直で、諦めないその先に見える景色を明確に想像させてくれる歌詞にはあふれんばかりの希望が込められています。
この曲を聴けば色んなことも乗り越えていけそうだ。
◆サカナクション『アルクアラウンド』作詞:山口一郎
サカナクション - アルクアラウンド(MUSIC VIDEO) -BEST ALBUM「魚図鑑」(3/28release)-
”この地で この地で 終わらせる意味を探し求め また歩き始める”
新しいことを始めるきっかけを感じる歌詞。葛藤をしながら生き続けて進んでいく。
そんな印象を受けて、過酷なバトルの末、まだまだ正体の分からない続へと挑戦を続けていくような言葉の順番がストーリーを想像させてくれるおかでまるで自分がその物語の主人子のように思え、前に前進していきたくなっていることでしょう。
◆amazarashi『奇跡』作詞:秋田ひろむ
amazarashi live Kiseki 奇跡 (sub.esp)
”~♪ 生きてることが 奇跡だったら
つまずいたのも 奇跡 奇跡”
生きてるという奇跡があるなら、失敗でもなんでも奇跡だ、と。こんな結論を付けたのは秋田ひろむさんだけなんじゃないのかと思う。
すべての出来事を受け入れようが、なかろうが、肯定をしている懐の広さには素晴らしい人柄を感じる。
”奇跡”という風にとらえるだけで絶対に見えてくることが全部明るいものに見えてくると思う。
僕が、こうして書いていることも”奇跡”。挫折したこともあった。それも、きっと、”奇跡”と歌ってくれている。そんな気がする。
キミの失敗も、出来事全ては、”奇跡”そんな風に。そう考えたら重かった足も、軽くなっている気がする。
◆ASIAN KUNG-FU GENERATION『マーチングバンド』作詞:後藤正文
”~♪ いつかは失ういのちを思ったり
それでも僕らは息をしよう”
どうせ終わる命だから、それだから今は息をして生きていこう、歌っているのが伝わるだろうか。強い意志が感じられる、くじけないで向かっていこうという姿勢を強く感じる。
◆MONOEYES『Get Up』作詞:細美武士
MONOEYES - Get Up(Music Video)
”~♪ If you hear me roar today It certainly means that you are not alone Get up, get up”
(俺が吠えるのが聞こえるなら 君は一人じゃないってことだ 起き上がれ 起き上がれ!)
いま、くよくよしているそこのキミ!
この記事を見つけてくれてありがとう。見つけてくれたってことは、キミは一人じゃないってことだ! 迷っているのはよくわかるけど、起き上がれ! Get Up!!!
聴くだけじゃ何も世界は変わらない。この音楽たちの心を道しるべに、自分なりに構築した道のりを歩いてごらん。絶対、世界は変わる。
変えないと。そこから、抜け出すために、動いてごらん。無理はしなくてもいいけど、信じてくれ。未来の自分が待っているさ。もちろん、笑顔で👍
◆あとがき
歌詞には、言霊があると思い、今回の記事を書かせていただきました。
世の中には、マイナスな考え方をしてへこんだり、あくせくしてため息とネガティブな言葉が口癖になっている人たちはどうしても存在しているので、そんな人たちが少しでも勇気や、自身を持って欲しいと思っています。
そして、今回特集した楽曲たちにもそういうきっかけを与えたいという思いが作者にはきっとあるはずです。
それを、出来るだけでも多くの”人”に知ってほしいなと思っています。
今回取り上げた楽曲以外にももちろんたくさん素敵な勇気をくれる楽曲はありますので、自分で探してみるのもオススメします。自分で見つけた方が思い入れが強くなるものです。
少しでも、生きていく上での勇気の一部にしてもらえたら嬉しいです。
時には、聴くだけではなく、歌ってみると、その歌った言葉通りに、あなたの心を支えてくれるようになっていることでしょう。
もしも、今回紹介した楽曲の歌詞が自分は好きです! ていう部分があったら、コメントいただけると嬉しいです。また、この音楽のこの歌詞もいいよ! ていうオススメがあった場合も是非コメントで教えてください!
普段は、気まぐれでロックバンドやアーティストの特集を記事にしています。
今回は新しい試みで一つの記事で様々な楽曲を紹介するようなことをしました。
今回の記事で、ほかにどんなことを書いているのかと気になったら是非読み漁ってみてください。まだ今月始めたばっかりで記事数が少ないのですぐバックナンバーは追いつけます。
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以上、傍観梟でした!
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