RADWIMPS10選
2005年のメジャーデビュー以降にリリースしたRADWIMPSの全作品が、主要音楽サブスクリプションサービスにて本日より配信スタート!「25コ目の染色体」から最新曲「新世界」までの全楽曲を、ぜひ各配信サービスでお楽しみください!https://t.co/QumYtxweWP#RADWIMPS#ストリーミング配信開始 pic.twitter.com/pr3nKY1E4O
— RADWIMPS (@RADWIMPS) 2020年5月14日
RADWIMPSが各サブスクリプションサービスにてメジャーデビュー後の全楽曲の解禁をした。
どれを聴けばいいの?と聞かれてとりあえず全部聞けば良いと言いたいくらいに正直RADWIMPSの楽曲は選びきれない。
それぞれ個性が沢山あって好き好きがあると思う。
てな感じでちゃっちゃらちゃーと僕個人の10選をどーぞ!!!
◆『25コ目の染色体』
この楽曲は外せない。
メジャーデビューシングルにしてMr.Childrenの桜井和寿やスガシカオを驚愕させた楽曲。
独特な歌詞の表現、綺麗な歌い出しから印象的なメロディで切ない幸せそうな景色の見えるラブソングを歌ったバラード。
しかし、バラードと呼んでも、中間には淡々とリズムが早まっていき癖になる節回しは作詞作曲にしてバンドのフロントマン野田洋次郎の洋次郎節を確立させた楽曲だ。
この楽曲を収録した『RADWIMPS 3~無人島に持って生き忘れた一枚~』にはメジャー一枚目のアルバムにして様々な個性を持った楽曲があり始めから最後まで飽きなジャンルが収録されていて好き好きに差が出る人や全部好きという人も出るだろうが全部いい曲には間違いねえ。
◆『有心論』
この曲も外せない(笑)
ミスチルとの対バンで桜井さんがカバーし、BANK BANDでもカバー収録している楽曲。
この楽曲はあまりにも異質にしてロックだがポップな楽曲。
歌い出しは消え入りそうな歌い出しから始まり、切ない楽曲と思わせギターが割って入り曲調は変わりRADの独特な不協和音が展開を盛り上げていくのが面白い。
特にラップ調のテンポの速い歌の部分は歌詞もリズムも何度聴いても刺激的で新しさを感じる。
特に、メロディの繰り返しは中毒性が抜群に強い。
RADWIMPS前期の代表曲の一曲と呼んでも良いんじゃないだろうか。
『RADWIMPS 4~おかずのごはん~』に入っている楽曲もかなり激しい曲からしっとりした楽曲でアルバムを通して聴いてそのトラックの転回もじっくり聴いて見ると味わい深いぞ…!
収録されている『ふたりごと』新しい音楽性を開拓したRADの代表曲だ。
◆『おしゃかしゃま』
これまでの楽曲の中で次元がぐるりと変わった聴く者に衝撃を与えた楽曲。
イントロはノイジーに始まり複雑なリズムで難しそうなのに中毒性が強い楽曲。
歌もテンポが速くついていくのが難しいが聞き取ることまではできる。それがRADWIMPSの歌が響くポイントの一つだろう。
歌詞はかなり社会問題をテーマにしていて考えさせられ、歌詞に合って曲調も複雑なのが感情の表現が秀逸だと改めて思い知らされる楽曲だ。
ちなみに私は一度もカラオケで歌いきれたことなどないぞ…!(笑)
アルバムのタイトルがバンド名の後に枚数番号、サブタイトル。というのではなくなった初めのアルバム。バンドサウンドよりエレクトリック要素を取り入れで浮遊感や新たなフェーズに移行したアルバムで、タイトルと歌詞の言葉遊びにも注目だ。
個人的に『七ノ歌』と『37458』に癖になっていた時期あるのでおススメしたい。
◆『君と羊と青』
アルバムに収録されているのは『DADA-dadadada Ver.』でイントロにドラムが入っている。シングルはイントロが無く歌から入る。
『イーディーピー』とかもそうだが、なんとRADWIMPSはハードもやるのだ。しかし、ハードロック調にしては一般に聞きやすくなっているのはやはり野田洋次郎の通る声と厚すぎないギターがボーカルを主張させてバランスが取れているからだろう。
そしてアッパーな曲調はライブで盛り上がるから是非上記のライブ動画をご覧いただきたい。行ったことのない人は生きたくなること間違いない事だろう。
洋次郎がクネクネと体を揺らすのもつられるし楽しいぞ…!
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◆『ブレス』
野田洋次郎が自らピアノを弾いた楽曲。ロックナンバーを立て続けに取り上げたからこの楽曲をお勧めしたい。
バラードでどこか切なく、深い歌詞表現が良い。
この楽曲はアルバムで前曲の『夕霧』の伴奏がイントロになっている。
しっとりとピアノのメロディが浸透していくようでどこか遠くに歌っているような気がしてやはり切なくてその表現の繊細さが野田洋次郎の人柄を表しているようで凄く気持ちが伝わってくるようなそんな楽曲。途中ロックな調に激しくなるが、最後はしっかりスゥっと落ち着いて終わるのが歯切れ良くて気持ちが良いと思える。
アルバムに収録している楽曲もこれも様々でヒップホップ調な楽曲が多く盛り込まれていて乗れる楽曲ばかりだ。
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◆『スパークル』(アルバムバージョン)
この楽曲は『映画 君の名は。』の劇伴になった楽曲だが、『人間開花』というアルバム用に映画版とは違うタイプになっていてアルバム版の『スパークル』を是非聴いて欲しい。
映画版だと『運命だとか~』というサビの部分が一度だが、アルバム版だと三回になっている。この楽曲のサビはきれいな盛り上がり方を感じるからものすごい好きである。もちろん他の楽曲の良いぞ。
しかし、『運命だとか~』のサビの部分は映画だとアレが地球にアレしてくる瞬間に使われているから三回もアレが落下してくるようなことになるだが…?
とにかく3回も盛り上がれるのは超お得であるというお話である。
アルバムには『君の名は。』に書かれて使われなかった『光』や、映画版の『前前前世』が収録されている。
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◆『泣き出しそうだよ feat.あいみょん』
泣き出しそうだよ feat あいみょん RADWIMPS MV
野田洋次郎の声の高い女性っぽさを感じる艶とあいみょんの低音の色っぽくどこかダンディな感じがする声が見事に本来の性が逆転しているようでボーカリスト同士の魅力を生かした見事にマッチした楽曲。
お互いにお互いの魅力を引き立てていてその邪魔をしないでリードしているピアノのメロディにも注目だ。二人の魅力に魅了させられてこっちが泣き出しそうだよ…。
この楽曲を始め、アルバムには初のコラボレーション楽曲があり、『IKIJIBIKI』ではワンオクのTaka。『TIE TONGUE』ではニューヨーク出身のラッパーMIYACHIとジャズバンドSOIL&”PIMP”SESSIONSのタブゾンビがトランペットで参加でどちらの曲もはっちゃけた感じでユーモアのある楽曲でまだまだ全然RADWIMPSは若々しいぞ。
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◆『ジェニファー山田さん』
RADWIMPSのもう一つの姿。
……とりあえずRADWIMPSのCDに収録してあるから聴いて欲しい。
今一番笑顔で歌いたいと思える世界を平和にするような希望のある楽曲だと私は思うのだ。
もっと知りたい方はこちらの入門もどうぞ。
[rakuten:futabatosho-online:10072933:detail]
◆『バイ・マイ・サイ』
ワンオクのTakaと対バンで歌った楽曲だ。
またSEKAI NO OWARIのfukaseも好きだと公言している楽曲。
バラードで切なく”バイマイサイ バイマイサイ”と繰り返され、どんどん切ない気持ちが強くなってくるという力がある。曲調も癖になるがこの正直な胸中の吐露のような楽曲はリアルに伝わってくる。共感してしまう。
[rakuten:hmvjapan:10103538:detail]
◆『マニフェスト』
シングルのA面だがアルバムには収録されていない。
日本国民一人一人から1円ずつもらって君と一億円の結婚式して、
一日を25時間にして最後の1時間だけは皆愛の営みのために使って、
君の家まで電車走らせたくて、
終点を僕の家までにして、
日本国民一人一人の一番大切な人一人の誕生日を休みにしてあげたくて、
とにかく君を苦しめる全てのものを僕の全てをかけて苦しめようっていう最高の全身全霊で好きを表したような素敵なラブソングにして世界平和を願っているような歌。
一度地上波でこの楽曲を歌ってもらいたいなと個人的に思っている。恥ずかしいとかなしに歌って欲しい。
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あとがき
てな感じでメジャーデビュー後のアルバム7枚とシングル3枚からこれを聴いてくれな楽曲を取り上げたが正直紹介しきれていない気もする。
RADWIMPSは感情豊かにコロコロと音楽性が変わって王道のロックからヒップホップ調、パンク、ファンク等々。
まあざっくりとオルタナティブな音楽性で飽きない癖になるメロディセンスがあってカリスマと呼ばれるバンドなんだよなと思うとともに、それだけじゃなく、野田洋次郎さんはじめバンドメンバーの中の良さ、洋次郎さんのユーモアあふれる楽曲での言葉遊びや、優しさのある言葉選び、「そうそう!」と共感させてくれる楽曲があって代弁者のようでだからこそ信用も厚いんだろうなと思う。
メロディ、リズムも楽しいからなー。好きである。
てな感じで今日はこんなところで失礼。
洋次郎の曲は新しいロックを作った気がするが洋次郎節が強くてクセが強いんじゃ-!
そしてRADWIMPSの楽曲がサブスクで解禁されたこの世界はきっと新しい世界、『新世界』なのだ。
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