アウル氏が選ぶ2021年ベストアルバム50選・国外編
さっみぃさっみぃさっみぃわ。
そんな季節に寒い国の音楽にハマっている将来音楽と結婚するアウルです。
先日の国内編に引き続き国外編です。
国内編は予想しやすいランキングになったので一位から先に書きましたが国外編はひねくれてるので50位から書きます。国内編同様上位9位は感想書いてます。
順位 | 国 | アーティスト | アルバム |
50位 | US | Clairo |
『Sling』 |
49位 | UK | Billie Marten | 『Flora Fauna』 |
48位 | US | chloe moriondo |
『Blood Bunny』 |
47位 | US | Bnny |
『Everything』 |
46位 | US | WILLOW |
『Lately I feel EVERYTHING』 |
45位 | US | Baby Keem |
『The Melodic Blue』 |
44位 | UK | Manic Street Preachers |
『The Ultra Vivid Lament』 |
43位 | US | Big Red Machine | 『How Long Do You Think It’s Gonna Last?』 |
42位 | US | Jon Batiste |
『WE ARE』 |
41位 | KR | Park Hye Jin | 『Before I Die』 |
40位 | UK | Pale Waves |
『Who Am I?』 |
39位 | UK | Little Smiz |
『Sometimes I Might Be Introvert』 |
38位 | AU | Courtney Barnett |
『Things Take Time, Take Time』 |
37位 | US | Julien Baker |
『Little Oblivions』 |
36位 | US | Snail Mail |
『Valentine』 |
35位 | UK | shame |
『Drunk Tank Pink』 |
34位 | US | Kacey Musgraves |
『star-crossed』 |
33位 | US | The War On Drugs |
『I Don’t Live Here Anymore』 |
32位 | UK | Cleo Sol |
『Mother』 |
31位 | UK | CHVRCHES |
『Screen Violence』 |
30位 | US | Young Thug |
『Punk』 |
29位 | US | Japanese Breakfast |
『Jubilee』 |
28位 | US | The Killers |
『Pressure Machine』 |
27位 | US | Bleachers |
『Take the Sadness Out of Saturday Night』 |
26位 | US | Cassandra Jenkins |
『An Overview on Phenomenal Nature』 |
25位 | RU | даша онзероад |
『звёздное небо для тех, кто живёт в городе』 |
24位 | US | Silk Sonic |
『An Evening With Silk Sonic』 |
23位 | US | Billie Eilish |
『Happier Than Ever』 |
22位 | UK | Arlo Parks |
『Collapsed In sunbeams』 |
21位 | KR | aespa |
『Savege』
|
20位 | US | surfaces |
『Pacifico』 |
19位 | US | underscores | 『fishmonger』 |
18位 | US | Weezer | 『OK Human』 |
17位 | PH | No Rome | 『It’s All Smiles』 |
16位 | US | Low | 『HEY WHAT』 |
15位 | Kanye West | 『DONDA』 | |
14位 | NZ | Jordan Rakei | 『What We Call Life』 |
13位 | KR | Parannoul+② | 『Downfall of the Neon Youth』 |
12位 | UK | James Blake | 『Friends That Break Your Heart』 |
11位 | KR | Parannoul | 『The See the Next Part of the Dream』 |
10位 | UK | Black Country, New Road | 『For the first time』 |
9位 | UK | Wolf Alice | 『Blue Weekend』
大胆かつ繊細に築き上げられたオルタナティブ・ドリームポップ。彼らのとんがり具合は尽きず形成を止めず全楽曲音楽性は基本的には統一されつつも個性的な楽曲ばかり。ポップに響くLipstick On The Glassは、楽曲が進むにつれ夢心地なサウンドは拡張されてゆく物語性のある展開を見せ、大方暗い響きはするが生き生きとした演奏部隊の存在感に乗ったか細くも感情をあらわにしたボーカルは現状のロックバンドの中でも充分な逸品と言ってもいいだろう。ライブでこの夢のような世界へ行きたい。彼らのライブが僕の人生でおとぎの国の話で済まない事をただただ願いたい。 |
8位 | UK | Iglooghost | 『Lei Line Eon』
説明が出来ない。この手のハイパーポップというジャンルには触れたことが無いことからも今年はジャンルとして衝撃だった。激しく、機械的で、生命的な音楽だ。 |
7位 | AU | Genesis Owusu | 『Smiling with No Teeth』
エレクトリックサウンドとドラムの組み合わせ、独特過ぎてジャンルラップなの?これって思うくらいなんかすげえ知らねえ音楽です。 |
6位 | UK | Squid | 『Bright Green Field』
巷で話題のポストパンク。裏拍の掴みづらいリズムに前のめりなボーカル、何度聴いても理解が出来ません。 |
5位 | UK | black midi | 『Cavalcade』
櫻坂も真似する超絶ノリにくいリズムをイントロにぶっこみポエトリーリーディングに近いボーカルと不協和音で混とんとしていくJohn Lは失恋をしてからの僕の人生を表している。仕事中気付けば脳内で再生され、「あれ?なんで僕は仕事なんかしてるんだ?僕は、誰?」そして再び脳内でJohn Lが脳内を荒らす。「あれ?なんで僕は仕事なんかしてるんだ?僕は、誰?」そして再び脳内でJohn Lが脳内を荒らす。「あれ?なんで僕は仕事なんかしてるんだ?僕は、誰?」そして再び脳内でJohn Lが脳内を荒らす。「あれ?なんで僕は仕事なんかしてるんだ?僕は、誰?」そして再び脳内でJohn Lが脳内を荒らす。「あれ?なんで僕は仕事なんかしてるんだ?僕は、誰?」そして再び脳内でJohn Lが脳内を荒らす。荒らす 荒らす 荒らす――ただ、覚えているのは『Cavalcade』はクラシックとジャズを栄養にしたロックのなれの果てだという事だけだ。 |
4位 | ES | Arca | 『kiCK iiiii』
如何に誰が奇天烈だったろうか。 奇天烈な音楽は誰だった。Arca、君だ。 君は奇天烈で、完ぺきな音楽だ。 これまで展開の激しいサウンドが多かったが、シンプルでミニマルでなのに饒舌な音楽が聴こえてくる。優しいピアノをメインにしてアイデンティティの揺るがないエレクトリックサウンドの配置、何故かそこに明確な存在感と的確な必然性を感じさせる職人技がある。 悔しながらもっとも言語化するのが難しいと思ったアルバム、アーティストだ。 |
3位 | US | Porter Robinson | 『Nurture』
〈空を見上げてごらん 僕はここに居る 来年は自分らしく生きていけるような気がするんだ もっと良いものが作れる気がする 良いものを〉
エモいとは、なんだ。それは僕らの心の中にある、心の中に生まれる感情だ。ジャンルや定義に縛られちゃいけない。彼が奏でた音は、景色は、MVでのA-1 picturesとのコラボレーションもエモいんだ。Porter Robinsonの音楽があれば来年は自分らしく生きていける気がするんだ。 Look at the Skyを体中に浴びて踊ろうぜ。 |
2位 | NO | Wardruna | 『Kvitravn』
フォークロア・メタル。そう言っても過言ではないだろう。重厚感のあるサウンド。メタルバンド出身のドラマーの力強くもロック然としすぎず、面白いのが6人組でその内5人がヴォーカルを取る。ターゲルハルパという擦弦楽器を始めルールという古い楽器から、ホルン、フルートなども多用し、重たい空気を生み出している。ドラミングに重なり鬼気迫るような歌唱まで行いホラー要素が当アルバムとバンドの軸を表している。 |
1位 | SE | Team Rockit | 『Bahamut Zero』
プロデューサーのGregorian、レーベルYEAR0001のアートワークを手掛けるIkaros、ソロ活動も行っているMerelyの3人で構成された2011年より活動するスウェーデン出身の3人組の音楽プロジェクト。 豪快なトランスのサウンドにスウェーデン語でのラップと叫ぶような抒情的で独特の歌唱は印象的である。アニメーション映画『パプリカ』をきっかけに平沢進から影響を受け変化が激しく反復するサウンドがトランス状態を誘う。バハムートというテーマを掲げ制作された今作はシリーズの完結編にして最高傑作。神話の混とんとした世界観は見事に遠く響き、ノイジーにも似た音使いはコロナ禍の現状にも重なってしまう。なぜ彼らがこのような複雑なサウンドであるのかと言うと、アニメーション映画『パプリカ』をきっかけに平沢進から影響を受けているからであろう。豪快なサウンドに癖の強いスウェーデン語は聴くたびにクセになり、粒のように配置された音に気付き新たな発見がある。アルバムのテーマに掲げられている〈バハムート〉について正直詳しくないが以下の意味のようだ。
つまり、神が荒ぶっている世界観を軸に聴くともっとわかりやすく楽曲が聴こえてくる。ポエトリーリーディングやインストを挟むことにより世界観を整え、最終的に安定に向かい落ち着いた楽曲になってくる。 その世界観を拡張しているのは電子ドラムの生音とは違ったとどまるような響かない音の特徴が生きているからだろう。神話にしてもっともとても現代的な音楽という事が聴けば聴くほど見えてくる。特に、豪快なトランスのサウンドにスウェーデン語でのラップと叫ぶような抒情的で独特の歌唱は印象的である。アニメーション映画『パプリカ』をきっかけに平沢進から影響を受け変化が激しく反復するサウンドがトランス状態を誘う。バハムートというテーマを掲げ制作された今作はシリーズの完結編にして最高傑作。神話の混とんとした世界観は見事に遠く響き、ノイジーにも似た音使いはコロナ禍の現状にも重なってしまう。なぜ彼らがこのような複雑なサウンドであるのかと言うと、アニメーション映画『パプリカ』をきっかけに平沢進から影響を受けているからであろう。 アルバムのテーマに掲げられている〈バハムート〉について正直詳しくないが以下の意味のようだ。
つまり、神が荒ぶっている世界観を軸に聴くともっとわかりやすく楽曲が聴こえてくる。ポエトリーリーディングやインストを挟むことにより世界観を整え、最終的に安定に向かい落ち着いた楽曲になってくる。 そんな彼らはプロデューサーのGregorian、レーベルYEAR0001のアートワークを手掛けるIkaros、ソロ活動も行っているMerelyの3人で構成された2011年より活動するスウェーデン出身の3人組の音楽プロジェクト。 豪快なトランスのサウンドにスウェーデン語でのラップと叫ぶような抒情的で独特の歌唱は印象的である。アニメーション映画『パプリカ』をきっかけに平沢進から影響を受け変化が激しく反復するサウンドがトランス状態を誘う。バハムートというテーマを掲げ制作された今作はシリーズの完結編にして最高傑作。神話の混とんとした世界観は見事に遠く響き、ノイジーにも似た音使いはコロナ禍の現状にも重なってしまう。なぜ彼らがこのような複雑なサウンドであるのかと言うと、アニメーション映画『パプリカ』をきっかけに平沢進から影響を受けているからであろう。豪快なサウンドに癖の強いスウェーデン語は聴くたびにクセになり、粒のように配置された音に気付き新たな発見がある。アルバムのテーマに掲げられている〈バハムート〉について正直詳しくないが以下の意味のようだ。
つまり、神が荒ぶっている世界観を軸に聴くともっとわかりやすく楽曲が聴こえてくる。ポエトリーリーディングやインストを挟むことにより世界観を整え、最終的に安定に向かい落ち着いた楽曲になってくる。 その世界観を拡張しているのは電子ドラムの生音とは違ったとどまるような響かない音の特徴が生きているからだろう。神話にしてもっともとても現代的な音楽という事が聴けば聴くほど見えてくる。特に、豪快なトランスのサウンドにスウェーデン語でのラップと叫ぶような抒情的で独特の歌唱は印象的である。神話の混とんとした世界観は見事に遠く響き、ノイジーにも似た音使いはコロナ禍の現状にも重なってしまう。なぜ彼らがこのような複雑なサウンドであるのかと言うと、アニメーション映画『パプリカ』をきっかけに平沢進から影響を受けているからであろう。そんな音楽を奏でるミュージシャンはプロデューサーのGregorian、レーベルYEAR0001のアートワークを手掛けるIkaros、ソロ活動も行っているMerelyの3人で構s |