Eve×suis from ヨルシカ『平行線』の感想
Eve×suis from ヨルシカ『平行線』
痛いくらいに切ない。
映画やアニメの主題歌で日本のポップシーンのど真ん中で絶賛注目が高まっているEveさんと続々と映画やCMのタイアップで注目され人気を増やし最近すばらしいEPをリリースしたばかりのヨルシカのボーカル、suisさんとのコラボ楽曲。
楽曲はロッテガーナチョコレート『Gift』のテーマソングとしてEveさんが書き下ろした作品です。
切ない失恋曲だけど、二人が気持ちを伝えようとするような強い気持ちが前に出たり後ろに引いたりと揺れ動くEveさんとsuisさんの二人の繊細な表現力に泣いた。
メロディが盛り上がり過ぎずに終始落ち着いたテンポすこし不安にさせるサビの掛け合いや二人がそれぞれコーラスに回っているところがすごく良い。
Eveさんの楽曲はあまり聴けていないので今後ちゃんと聴きたいと思います。
ヨルシカは心情の瑞々しいところの描写とsuisさんの楽曲ごとにぴったりと合った表情をする歌声が魅力で大好きなんですけど、今作はEveさんとのタッグという事で前に出過ぎず、しかしヨルシカで歌っている楽曲とは違い目的に向かおうとするすがすがしい歌声に感じた。最後のsuisさんの声に注目して欲しい。
曲としてはシンプルな構成でその中で表現されている複雑な心境。自分はこういう曲が好きなんだな。