BUMP OF CHICKEN『ギルド』を聴いて欲しい。
まず、”人間”を”仕事”という表現したことには初めの歌い出しから驚く。
”与えられて”、では”生まれてきて”指していてどこか自分自身を突き放して見ているような感覚を覚える。
藤原基央が得意としている比喩表現だ。
生きていると人間はどうしても疲れを感じる。
色んなこと。
それは人間関係とか本当の仕事。または勉強、学校。やらなくてはいけない事とか。
そういうのは生活していると必ず付き合うことになる。
人はその中で気持ちをもって、何かを感じたりする。
嬉しい、楽しいまたは、哀しいや怒り。
後者2つは特に疲れを感じやすい。というか、あまり感じたくない感情だ。
だから時には休みたくもなると思う。感じてしまうし、誰かに言っても何が変えられるわけでもない。
そうして誰から何が自分から奪われて、自分が誰かから奪ったのは何だろう?
でもそれも時が経てば人は大体忘れていく。
一体、汚れちゃったのはどちらか?
自分の周囲か、自分自身か。
それでも、目をそらさないで、生きて欲しいって言っているように聴こえてくる。
周りにあるそういう汚れとか、絶対存在しているというようなことがダイレクト過ぎずに、でも確かにそういう風に聞こえてくる歌詞。
汚れたって受け止めろ
世界は自分のモンだ
全部回収してくれるような事を歌っていて、小さな辛い思いとか大きなのもあるかもしれないけど、結局、”世界は自分のモンだ”という歌詞で凄く安心する。
周りに振り回されちゃうからな、人って。
だけどそういう苦しいの解決法がこうも簡単に、
構わないからその姿で生きるべきなんだよ
と”構わない”と許してくれて、
その上で、
それも全て 気が狂う程 まともな日常
おかしい、それこそ、まともじゃない事があることが”まともな日常”なんだって。
生きていたらどうしても上手くいかないっていうのと出会うっていう事なんだろうな。
でも、それがあるっていう事が至極当然で、まともな日常ていう事なんだな。
そして、そういうのに左右されず自分をコントロールするのは自分自身で、
いずれにせよその瞳は開けるべきで、
その(ありのまま)の姿で生きるべきなんだな。
自分の心の中のギルドを設けて生きて行けば、正しいんだな、きっと。
汚れたって受け止めて、自分を突き通して僕は生きるでござる✌
世界は自分のモンだ。みんなもね。
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