【声優アーティスト】小倉唯さんの ”I・LOVE・YOU” のレビューを真面目にしてみた
どうも、音楽雑食系の傍観梟(ぼうかんふくろう)です。
普段は邦、洋ロックバンド、アーティストの特集記事を書いていますが、視点を変えて、私がもう一つ聴いている別のジャンル、『声優アーティスト』、小倉唯さんの今月発売した11thシングル『I・LOVE・YOU』をテーマに感想を書いていきたいと思う。
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※『声優アーティスト』
名前の通り、”声優”=”ヴォイスアクター”のアーティスト=シンガーである。
その、声優という職業で活躍し、それとともに”歌手”としても活動をするエンターテイメントの一種で、一人のパフォーマーである。
さて、小倉唯さん、自信11作目にして自身初の全面プロデュース作の『I・LOVE・YOU』のシングルについて語っていこう。
『I・LOVE・YOU』
アイラブユーと聴くとすぐさま尾崎豊の『I LOVE YOU』を連想してしまうのは私だけでは無いはずだ。
しかし、もちろんそのまっすぐな言葉は、彼女が用いることによってまったく違う正直で純粋で天然な魅力を生み出すのだ。
今作の作曲と編曲は遠藤直弥さん。小倉唯さんとのタッグは今作で初だ。
しかし、まるで初だと思えないほどのマッチした楽曲に仕上げられている。
小倉唯さんのこれまでのポップな楽曲に従いながらも、もちろんこれまでの楽曲は素晴らしいモノばかりだが、これまで以上に壮大な編曲を感じた。
イントロは正直、ゆいかおり時の前山田健一さんプロデュースの『PUPPY LOVE』を連想してしまったが、テーマになっているピュアな気持ちを表す歌詞、楽曲には不可欠な弾けたイントロだと思った。
彼女は、彼女自身がパーソナリティを務める、『小倉唯のYui*room』では、こう述べていた。
”11作目という事で、また1に10からまた1”1”に戻るというので、折り返しだと思い、改めて初心に戻り、ラブリーなテーマにしたい”
ということをスタッフに相談したそうだ。
また、プロデュースした経緯については、バレンタインが近く、そのイベントに重ねて出せるかもしれないという事により、”自分で作ることが出来たら良いよね(手作りチョコ的な意味と重ね)”という事になり、自信でプロデュースすることになったらしい。
楽曲に関しては、テーマは勿論、今作の表題曲表題曲で『I・LOVE・YOU』で作詞を行った作品である。
また、気になる、『I・LOVE・YOU』の”・(中黒)”を付けた理由については、ダイレクトな『I LOVE YOU』より、それぞれの単語が独立するようにしたかったという事のようで、それにより、応援ソングとしての意味にしたかったという事があり、それぞれの単語が引き立ち、メッセージ性のあるタイトルと、視覚的なインパクトのある効果を生んでいる。
大学で心理学を学んでいた彼女らしい発想と工夫で、より一層ただならない声だけではおさまらない一人の”表現者”、アーティストだという事が伝わってくる。
そんな、新たな挑戦を行い、これまで通り、ダンスのパフォーマンスでも地震でプロデュースしたミュージックビデオがこちらだ。
小倉 唯「I・LOVE・YOU!!」MUSIC VIDEO(Short ver.)
また、ダンスパフォーマンスだけのカットのMVも上がっている
非常にポップで、ダンスでは、ポーズでハート形に見えるように工夫をされている。
かわいいという事は強く、念入りに主張したいのだが、彼女の作品作りに対する意気込みや姿勢がその言葉だけで解決するのにはあまりにも勿体なく、言葉足らずな気がする。
そう、彼女は発想し、ファンに楽曲を提供するという立場を感じ、新たな事、どうしたら日々国のかという事を考えて行っている。その姿勢は、かっこいいという事は間違いなく、自身とファンをつなぐ為の手段を思考する芸術家であり、一人のクリエイターなのだ。
その、ただプロデュースされることも当たり前な立場だったところから、自身で自身をプロデュースするという立場に立った事をファンは深く尊敬を向けている事だろう。
そして、見事に自分の事を理解し、表現している彼女の今後の声優活動は勿論だが、兼アーティストとしての活躍も広がっていく事を願おう。しかし、無理しすぎないことは切に願う。
元気で活躍する姿をファンはいつも待っている。
小倉唯さんを信じるファン同様に、小倉唯さんからも信じてくれている事だろう。
それを信じて。
これからも、応援しよう。
カップリングにして自身初の音源化カヴァー曲の『バレンタイン・キッス』についてだが、表題曲で私はお腹がいっぱいである。
印象的なフレーズに胸中戸惑っている。
カップリングもそのぐらいの魅力を発揮している。
小倉 唯「バレンタイン・キッス(cover)」MUSIC VIDEO “スマホ ビュー”
良ければ是非、CDを買っていただきたい。
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期間限定盤だとMVのフルバージョンの見れるDVDが同梱している。ご視聴したい方は期間限定盤以外は無いだろう。
おわりに
どうも、傍観梟です。
初の試みとして、2月12日に発売されたばかりの、声優の小倉唯さんの新譜について語らせて頂いた。
私は10年近くファンであろうか。
10年たっても活躍の幅を広げ続けていて私は嬉しく、また、私もファンを続けられていて嬉しい。
そして、新たにファンが増え、彼女の年下や新たな年齢層にもファンが増えてきている事も喜ばしい。おかげでライブの当選率が下がるがまあ、小倉唯さんには、同業者である日高里菜さんを始め、水瀬いのりさんや先輩声優、花澤香菜さん、井口裕香さん等々評価をする方々がいる人としてのカリスマ性を持っている。
子役時代や当時言われた悔しい事とかもあるだろう。そして今の彼女の強い意志があるのだろう。どうかその意思が沢山のファンだけではなく、その思想を感じる人が増えていってほしい。
コチラからは以上です。
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