2021年2月読んだ本。3冊しか読めなかった&報告

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↑こちらで書いていたシリーズ(?)なんですが、コロコロとブログのタイトルを変えていて今回『モノガタリは終わり地続きのセカイに鳴り響く』というタイトルに変更して、小説も音楽が共存してもしっくりくるタイトルに出来たので今回からこちらのブログアカウントで書いていく事に決めました。ほいじゃなんでブログ分けてたかっていうとやっぱりジャンルって分けられていた方が良いのかなと思っていたからなんですけどもまあ、正直どっちでも良くね?ってなったので音楽と小説、それに限らず色々と僕なりの思想、エッセイとかも一つにまとめる事に至りました。

まあ、そんなことどうでも良いですね。ハイハイ。

↑というのがタイトルの『報告』という部分になります。

ちなみにこれが1月に読んだ記録(?)記事です。倍以上読んでます。↓

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本題!

 

【小説】第164回芥川賞受賞作『推し、燃ゆ』著:宇佐美りん

推し、燃ゆ

推し、燃ゆ

 

 ページ数:125P

正直な事を言いますと、恥ずかしながらあまり賞を取っている作品には無頓着で、恐らく芥川賞受賞作を読んだのは初めてでした。

簡単な感想を言うと(まあ、そういう事を語る記事なんですけども)、アイドルの炎上という問題だけ、一口で説明するのには様々な葛藤が緻密過ぎずに描かれていました。

まず、主人公が”推し”ているアイドルがファンを殴ったという情報から始まり、まず、その書き出しが簡潔で秀逸で物語の発信として素晴らしい。『吾輩は猫である。名前はまだない。』レベル。

主人公は推しについての情報発信をブログを介して同じファンに共有している熱心なガチオタク、ザ・ファン(?)です。

で、主人公が推しているアイドルが起こす発信に様々な憶測や、言葉がSNSで飛び交うわけです。そこで主人公やその周りのファン仲間が心配してくる葛藤が現代的な表現がある。そして、それだけに限らず、主人公は発達障害を抱え、家庭環境にも問題を抱えています。主人公は推しのためにアルバイトをし、しかし、周りからの理解がされるかされないかという推しへの強い”執着心”の葛藤が描かれ、後半には親から与えられた環境の中、ヒトとして前進するかいかに……!?という展開がじわじわとさせられましたね。

僕自身もアイドルや、ミュージシャン、役者とかのファンの一人で、少なくとも、その中に炎上をした方々がいるわけです。そして、SNSをやっていれば自然と情報が入ってくるし、もやもやさせられる。スマホを見れば完全にはシャットアウトできない。主人公と同様とまで分かりませんが、自分自身の考え方、実家にいた頃の不便さも感じていたところもあって、主人公の葛藤がリアルに分かってしまった。今の時代合って、この作品は時代小説として将来なるべくしてなっていく現代の記録のような小説だと思いました。推しがいる人ならば今読むからこそ、少しの覚悟が固まる気がする。125ページで見事だった。

芥川賞、俄然興味が出てきたでござる。これまで読んだ中にもしかしたら芥川賞受賞作があるかもですけど、覚えてません。すみません。

 

【漫画】『DEATH NOTE 短編集』著:大場つぐみ/小畑健

僕が最初に映画作品で衝撃体験したのはこれだ。

このタッグは史上最高だよ。大好きな群像劇な展開、主人公はどう考えても人間ではなく、死神、いや、ノートの方か?

リュークが死神大魔王に呼ばれる伏線の回収とかもうgんhしげwjfpgrp

 

ラノベ】『デュラララ!!SH×4』著:成田良悟

デュラララ!!SH×4 (電撃文庫)

デュラララ!!SH×4 (電撃文庫)

 

 ページ数:309P

今月読んでるの2冊だけじゃんやべぇ!!ってなって急いでラノベを読みました。

まあ、僕の原点と言っても良い10年位続いている作品ですね。

ラノベなので。特にないけどセルティ可愛い。それだけかな。うん。

 

 まとめ

 ・各読んだ冊数

漫画×1冊

ラノベ×1冊

小説×1冊

 

なんか今回感想が適当でごめんね!!