ロックバンド 雨のパレードの芸術性-アートロック‐
どうも、音楽と本を飲まず食わずにはいられない傍観梟です。
今回は雨のパレードという3人組ロックバンドの特集をしたいと思います。
雨のパレード
正直、もう彼らを知らないのは遅いくらいだなと思ってしまうほど、
ライブでのアレンジが得意で精力的にライブを行っていて、新譜を出すたびに人気を着実に上げていっているロックバンドです。
ロックバンドと言っても、ゴリゴリのジャンジャカとしたエレキギターの主張の強いロックバンドではありません。
メンバー構成は
ヴォーカル:福永浩平
ギター:山﨑康介
ドラム:大澤実音穂
(元々、ベース担当に是永亮祐がいたが、2019年に脱退)
どちらかというと音の響き方に合わせた様々な大きかったり、小さかったりする音色を混ぜたり、または本当に音を最小限に抑えて世界観を表している曲が多いです。
僕個人としておすすめの一曲はこちらです。
雨のパレード『Tokyo』
ギターの軽やかなカッティングとドラムで作られるメロディとリズムが心地よく優しい世界観を固めていて聴きやすいです。
そしてヴォーカルの高すぎず低すぎず、安定した歌唱。歌の伸ばし方と跳ね方、曲の展開がとても自然でリスナーの耳を飽きさせないから気持ちがいい楽曲です。
また、楽器隊演奏はジャンル的にはポストロックが結構ありますね。ギターの音がジャンジャカしていないと前述しましたが、激しい感じではないが少なくとも主張はちゃんとしています。
ドリームポップというか浮遊感のある表現が今の日本の音楽シーンでは珍しい。
というのも、どうやら作詞、作曲を務めるヴォーカル、福永さんは、
アイスランドアーティストのアウスゲイルを始め、Rhye、フランクオーシャンなど洋楽を聴き、それから80年代の楽曲にも触れているという事で、さらに、
邦楽では、玉置浩二さん、松任谷由美さん、小田和正さんなどの日本の80年代以降のポップスから、現在の楽曲を聴いているというのがヴォーカリストとしても影響を受けていそうですね。また、歌、歌詞がちゃんと聞こえる上に、意味がちゃんとありそうな歌詞には時々共感できることがあったりして、それぞれを凄い自然と滑らかなメロディにうたっているので聴き心地がいいです。
個人的におすすめのアルバムが、
『Reason of Black Color』です。
そして、そんな彼らなんですが、今月、1月22日に新しく1年10ヶ月ぶりとなる4枚目のフルアルバム『BORDERLESS』が発売されるという事なのです。
内容は先行配信している、
『Summer Time Magic』
『Story』
『Trust』
『Ahead Ahead』
を始め、新譜として8曲が収録されています。
雨パレの公式チャンネルで上がっている3曲のMVを入れました。良ければこちらからもお聴きしてみてください。BORDERLESS 先行シングル - YouTube
MVでみるボーカルのファッションが好きです。なんか、シンプル、とても、ミニマル。
また、先行シングルで発売されている『Ahead Ahead』がアルバム版、『Ahead Ahead New mix』ver.として収録されるようです。
この『Ahead Ahead』を含めた先行配信曲の4曲はグルーヴがすごい強いです。
それから徐々に『What's your name?』以降からダンスポップ感が増していてお出かけ中に僕のiPod touchからそういう曲が流れてくるとステップを踏みたくなってしまいます……! おゆるしを…w
そんな、音楽のボリュームの成長、変化をさせていく雨のパレードに乞うご期待です!!!
そして、今回のアルバムがどんな表現によってリスナーに音楽の快感を与えるのか今月発売ではありますが、発売日が待ち遠しいものです。
海外からの評価もあり、また、ボーカルはライブで今後の音楽シーンを引っ張っていくつもりで音楽やってる』と宣言していて実際に彼らの成長は、彼らの色がありオリジナリティがある上でその色を成長させているので信じて間違いないと思います。
どうか、この素晴らしい広がりをする雨のパレードをよろしく!
では、今回は雨のパレードの特集でしたが、いかがでしたでしょうか?
もし今回の記事で気になったこととかありましたらコメントを頂けると嬉しいです。
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以上、傍観梟でした。